エスタ申請の際の質問事項の追加について

9月11日以降、ビザ免除プログラムに関しては特に大きなプログラムの変更はされませんでした。本来このプログラムは経済移民に憂慮して設置されたものでしたが、今回米国当局は安全な渡航のため、また拡大するテロの脅威に素早く対応することができるよう、質問項目を追加しました。特に犯罪者個人やテロリストがエスタ電子渡航認証システムの悪用を防ぐためです。

これらの理由から、米国国土安全保障省は危険を最小限に抑え、システムを効率的に設置するために、渡航者から収集する情報を拡大しました。また、質問が増えたからといって認証されたエスタが自動的に米国入国許可証になるというわけではありません。有効なエスタ認証を所持していたとしても、米国入国をする許可を出すのは現地の米国国境警備員です。